簡単自宅ケア(ほうれい線)

こんにちは
鍼灸師の髙瀬です。
今回は簡単にご自宅などの空き時間に出来るケア方法(ほうれい線)についてお話をしてきます。

【ほうれい線】
ほうれい線は大きく分けると2種類あります。
1つ目は小鼻の脇が目立つもの、2つ目は口元が目立つものです。この2つはどちらもほうれい線として目立ってしまいますが、できる原因が異なります。
1つ目の小鼻の脇が目立つものの原因は歯を食いしばる、頭の横の筋肉が硬い事で起こりやすくなります。
歯を食いしばっていると奥歯の筋肉が硬くなります。奥歯の筋肉ばかりを使っていると上唇を引き上げる筋肉が弱くなってしまい、特に小鼻の脇の頬を支えられなくなってしまうのでほうれい線として目立ってしまいます。また、奥歯の筋肉を沢山使っていると、頬を厚くする為、より小鼻の脇にほうれい線ができやすくなるだくではなく、お顔全体が重たい印象になります。
歯を食いしばるという動作は奥歯の筋肉だけではなく、頭の横の筋肉も沢山使います。その為、頭の横の筋肉も硬くなりやすく、頭の横の筋肉ばかりを使っていると頬を上に上げる筋肉が弱くなってしまい結果としてたるみ、ほうれい線として目立ってしまいます。
2つ目の口元が目立つものの原因は唇周りの筋肉が弱くなってしまい口角が下がりほうれい線として目立ってしまいます。唇周りの筋肉は主に表情を作る筋肉の為、意識して動かさないとどんどん弱くなりやすい筋肉です。この筋肉が弱くなり、口角が下がってしまうとほうれい線が目立ってしまうだけではなく、笑顔や驚いた表情が乏しくなってしまいます。

【自宅ケア法】
1つ目の小鼻の脇のほうれい線が気になる方におすすめのケア法です。
「こめかみマッサージ」
・こめかみを指で円を描くようにグルグルとマッサージをしていきます。

後ろ回し5回・前回し5回回して下さい。
*人によってはとても痛い箇所です。痛気持ち良いほどの強さで行ってください。
強く押しすぎると揉み返しの恐れがありますので力加減に注意して行ってください。

こめかみを緩めると頭の横の筋肉が緩み、奥歯の噛み締めの軽減や頬のたるみが改善されやすくなりリフトアップもしていきます。

2つ目の口元の横が気になる方におすすめケア法です。
「口元筋トレ」
➀「あ」の口を作ります。この時唇周りの筋肉だけではなく、目尻が縦に伸ばされてるのを意識して行ってください。

驚くように目を開くように行うのがポイントです。
➁「お」の口を作ります。
「あ」の口の状態から息を吐きながらゆっくり「お」の口にしていきます。唇を前に突き出すと頬が横に引っ張られていきます。
頬の筋肉が伸ばされるとほうれい線がストレッチされ、口元のたるみも改善されます。

眉間にしわが寄らないように注意してください。
「あ」の口3秒キープ・「お」の口3秒キープを1セットで10回行ってください。

この動きを行うと口元の筋肉の動きが良くなり表情を作る筋肉も刺激されるため、口角も上がりお顔の印象が明るくなります。

現在はリモートワークやマスクをする事が増え、人と直接会話をする機会がとても減っています。
会話をする機会が減ってしまうと口元を動かす筋肉や表情を作る筋肉も使わなくなってしまいます。
また、ご自宅で過ごす時間が増え、PC作業やスマホを使う頻度が高くなっていて、PCやスマホを使う姿勢は無意識のうちに歯を食いしばりやすくなっています。
その為、ご自身では気づかずにほうれい線を作りやすい環境を作ってしまっています。
ですが、筋肉をストレッチしたり、鍛えるとしっかりと筋肉が使えるようになり、ほうれい線を予防する事ができます。
ほうれい線を気になる方は年齢に関係なく、お若い方にもお悩みの一つとして多くなっています。
当院ではお悩みの原因がどこにあるのかしっかりとカウンセリングを行い、施術を行っております。また、効果を持続する、他のお悩みの予防として自宅ケア法などをお教えしております。
お悩みが中々改善しないという方、是非一度当院にご相談下さい。

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